サトーカメラの社員育成
栃木県カメラ業界売上No.1の小売チェーン「サトーカメラ」には、社員のエンゲージメントを高め、皆がそれぞれに得意を活かし合い。皆が業績向上に貢献したくなる、マネジメントがあった。
おちこぼれ社員たちに、突然、やる気スイッチが入った!そのやり方とは?
世の中のほとんどの人は日々の暮らしに満ち足りています。そしてサトカメの商品は生活に不可欠なものではありません。では、どうしたのか?
私たちの人生には価値があります。私たちの人生は、記録するに値します。
写真によって、今より暖かい世界を作れると本気で信じる。商売の向こう側に幸せがあり、感動があることを信じる。だから、プリントを勧め、カメラを売り、レンズの良さを説き、写真を家に飾る大切さを語る。
カメラに特化して、家電量販店よりカメラの売り場面積を広くして、面積と品揃えで有利に立つ。
カメラ販売で終わりとせず、写真の撮り方・メンテナンスにも細やかに対応することで、カメラと写真に関する総合的なサポートを受けられる地元の店として、お客様との継続的な関係性をつくる仕組みを作った。
地域密着でお客様同士のつながりへ配慮することで、サトーカメラで買えばカメラ仲間ができる、と評判になり、お客様が増えてゆく島毛ができた。
デジカメ登場で飛躍のチャンスを捕まえた。デジタルカメラの将来性にまだ皆が自信をモテないでいる中、2002年にどこよりも早く全社を上げてデジタルカメラに舵を切った。デジカメの時代がホンモノだと感じ取り、「デジカメの時代が来ているのに売り手の損得だけを考えて、お客様にフィルムカメラを売るような無責任なことはできない」、と判断した。
商売の大義は「お客さんの思い出をキレイに一生残すため」
サトカメの仲間は誰もが写真の力を信じている。だからこそ心を込めてイキイキと「想い出をキレイに一生残すため」のお手伝いをすることができます。そしてそこに新人もベテランもありません。働く仲間をアソシエイトと呼び合います。サトかめで働く仲間はみんな写真の持っている力を信じています。
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